設立6年目を迎えて

 「北海道訪問リハビリテーション連絡会」(以下、当会と略す)は、北海道における訪問リハビリテ-ションの量拡大と質向上に寄与すること、また訪問リハビリテ-ション従事者同士の交流を支援することを目的に、平成2441日に設立し、今年でちょうど5年を迎えました。そこで、当会が「北海道の訪問リハビリテーション」に少しでも役立ってきたのかどうか、この5年間を振り返ってみたいと思います。

 

 一番最近では、札幌で開催された「第10回日本訪問リハビリテーション協会学術大会」(201763日・4日)。企画運営を支えたのは、他県の開催では大病院ですが、北海道では当会の各地域の会員団体の皆さんでした。当会のネットワークが生きました。

 

 その大会の主催者である「日本訪問リハビリテーション協会」には、当会から3名(内、当連絡会役員1名・会員団体2名)の理事を輩出し、中央と地方の情報格差の軽減等につながっていると感じています。

 

 「第7回北海道在宅医療推進フォーラム」(2016年、札幌)では、初めて共催団体として実行委員の輩出とブース出展をし、在宅医療関係者や市民の方々に当会の存在を知っていただく機会となりました。

 

 そして、「訪問リハビリテーション実務者研修」では、平成24年からは当会が共催し企画運営全体を行ってきたのは、周知のとおりです。

 

 こうし5年間を振り返ってみると、当会の存在が、その目的に少しは寄与してこれたかと思っています。もちろん、「北海道のどこにいても質の高いサービスが提供できるための支援」にはまだまだ至っておりません。これからも、当会は、その目標に向け、皆さんと一緒に考え、歩んでいこうと思っています。

 

 最後に、これまでのご支援に深謝し、これからも同様のご支援をお願いして、6年目の会長挨拶とします。